top of page

令和2年 第3回定例文教警察常任委員会(警察本部関係)-12月08日 -01号

常任委員会

2020/12/8



◆亀山貴史 委員 

 速度違反自動取締装置について、県内の整備数及び検挙数を聞きたい。


◎金井 交通部長 

 速度違反自動取締装置には可搬式と固定式がある。可搬式については、1基を運用しており、検挙数は11月末現在で238件である。固定式については、県内で4か所設置しており、検挙数は11月末現在で896件、前年同期比プラス117件である。


◆亀山貴史 委員 

 検挙数が多く、驚いた。1基ある可搬式を今回高速道路で使用したようだが、従来は生活道路での運用が目的の中に入っていたと思う。今後の運用方針を聞きたい。


◎金井 交通部長 

 可搬式の速度違反自動取締装置については、従来の機器では速度を計測する場所の確保が困難な生活道路や通学路で活用するために導入されている。今年はコロナ禍で交通量が減って、事故も減った。学校も休みになり、通学路における対策の必要性が低くなった。一方で、交通量が減ったことによっ て幹線道路の速度が上昇する傾向があり、対策を講じる必要性があったことから、幹線道路や高速道路における取締りに用いた。この結果、今年8月以降に交通量が従前どおりに戻ってきてからも重大事故は増えていない。高速道路、多車線化された幹線道路での使用も有効と考えられるため、今後も生活道路、通学路に加えて、高速道路、幹線道路での活用も続けていきたい。


◆亀山貴史 委員 

 コロナ禍で交通量が減ったことにより速度超過の車が増えたところで、検挙数の増加にも影響したというところがある。今後可搬式を上手に運用していくと、交通事故や違反に対する予防の効果も期待される。通学路での子供の安全確保も重要なことだ。自分の地元では高齢者が横断歩道でないところを横切ったりしている。生活道路でも上手に活用してもらいたい。

bottom of page