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令和2年 第2回定例会 文教警察常任委員会(教育委員会関係)-06月23日 -01号

常任委員会

2020/6/23



○大和勲 委員長 

伊藤委員から物的体制の整備について話があった。私が児童クラブを運営していることもあり、紙のパーテーションを購入したいと市に問いかけたのだが、その文言がないので対応は難しいと言われ、これに対しては感染症の予防のための財源であるからおかしいと伝えた。県に確認してもらい、県から国に確認してもらって、市町村の判断に任せる、ということになった。

現場の校長先生が困ってしまうと思うので、解釈を幅広くしていただきたい。また、上がってくる要望を共有していただきたい。


◆亀山貴史 委員 

ICT教育イノベーションプロジェクトの群馬モデルについて、どのような分野、業種の企業との連携を想定しているか。


◎小林 高校教育課長 

今年度はコロナウイルスの影響で、企業への訪問、企業からの訪問、社会人講義、大学との連携などのキャリア教育が行いにくくなっているが、今後パソコンが1人1台整備されることにより、外との繋がりはより定期的にできるようになる。そのためにプロジェクトを立ち上げたい。分野は学校ごと、学科ごとにいろいろあると思う。各学校にウェブ会議システムを活用できるよう機器を整備して、外部と連携したキャリア教育、授業が展開できるよう支援したい。併せて、大学の先端的な学びに係るセミナーも開催できるような方法を考えている。


◆亀山貴史 委員 

オール群馬の体制を構築できるような取組をお願いしたい。

次に、全国大会の代替大会の開催について、全ての3年生への記念品を予定しているようであるが、記念品の選定に至った経緯や思いを伺いたい。


◎矢島 健康体育課長 

今回の代替大会は、今年度が最後のチャンスとなる3年生が部活動への区切りをつけて、また新たな目標に向かって頑張るきっかけとなるような大会という位置付けである。

3年生に対し、3年間の努力に意味付けをし、部活動に区切りをつけてほしいという意味で、記念品を贈呈したい。そのため、対象を3年生に限定して準備をしている。

授与するものとしては、形として残るもの、そして共同開催の中体連、高体連、高野連の3団体がそれぞれの種別で作成できるものが適切だろうと考え、メダルを選定した。


◆亀山貴史 委員 

3年生に限定して3年間の意味付けをしてもらいたいという趣旨は理解できるが、代替大会は、団体競技においてはチームの1年間の集大成でもある。代替大会に出場する1年生と2年生の選手についてはどのように考えているか。


◎矢島 健康体育課長 

代替大会は3年生にとっての最後のチャンスとして開催するものであるため、記念品は3年生に限定する。ただ、団体競技においてはチームとしても最後であるため、現場の先生には意味付けをしていただけるようにしていきたい。


◆亀山貴史 委員 

サッカーやラグビーについては、秋以降に代替大会の開催を予定しているようである。受験との兼ね合いが出てきて、生徒自身の考えで引退を選択することもあるかと思う。引退した生徒にも、チームとして登録されていれば記念品だけ贈呈するのか。


◎矢島 健康体育課長 

部活動が3か月間も休止している中で、進路の方に力を向けて、気持ちを切り替えている3年生もいることは承知している。ただ、学校が休校になる前の時点で部活動に取り組んでいた生徒には記念品を贈呈すべく準備している。今活動していないため授与が難しいかもしれないが、学校には在籍しているため、工夫して、これまで頑張ってきたことをしっかり認めてあげるような場面を作っていただきたい。


◆亀山貴史 委員 

代替大会を是非とも成功裡に終わらせて、この記念品からその価値を感じられるような大会にしていただきたい。


○大和勲 委員長 

以上で、付託議案の質疑を終了いたします。

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