常任委員会
2021/3/4
◆亀山貴史 委員
新型コロナウイルス感染症による修学旅行の中止に伴うキャンセル料の処理について聞きたい。
◎小林 高校教育課長
修学旅行のキャンセル料の対応については、学校でそれが発生しない段階で中止の判断をするように通知しているところであるが、それにかかわらず企画料は発生するため、その支援の予算を6月補正予算と9月補正予算で計上した。6月補正予算では9月から11月までの実施予定分について、9月補正予算では12月から3月までの実施予定分について、計上した。現時点で今年度予定していた学校が延べ65校あったが、中止した学校が延べ47校になった。そのうち40校には企画料の支援の予算を配布した。残りの7校のうち3校が現在申請中である。そして今後申請予定が2校で、残りの2校は企画料の支払が不要であった。
◎町田 特別支援教育課長
特別支援学校は高校と同じように対応した。修学旅行の中止、変更等に伴う企画料等の取扱いの通知に基づき、今年度修学旅行を予定し、また中止、変更等を行った21校のうち16校に業者から企画料の請求があった。これについては現在手続中の2校を含めて全て請求に基づいて適正に処理を行っている。
◆亀山貴史 委員
小・中学校の修学旅行の中止、変更等については各市町村で対応していると聞いている。今回、100%に近い状況で処理してもらっているようだが、旅行業者へはどのような方法で案内したのか聞きたい。
◎小林 高校教育課長
学校が事前に旅行業者からの提案と学校の考えとを擦り合わせる中で、キャンセル料や企画料の取扱いについても、協議、相談をしている。2校は、その結果として企画料の支払が不要になった。
◎町田 特別支援教育課長
特別支援学校においても通知を発出して学校で業者との相談を進めている。
◆亀山貴史 委員
旅行業者は今回のコロナ禍により大変な影響を受けたが、企画料の収入は安心材料になったと思う。私の地元では対応に感謝する言葉も聞いている。